こんばんは、シドニーマンです。
シドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)では、時期によってかなり高確率でクジラを見ることが出来ます。いわゆるホエールウォッチング(Whale Watching)です。
実はシドニー、ホエールウォッチング(Whale Watching)ツアーが結構あり(しかも遭遇率90%以上)。なのでそれらを利用したり、シドニー市内からちょっと離れますがそのポイントまで行けば陸地からでもクジラを見ることができます。
クジラの習性

クジラの習性についてですが、クジラは冬に出産をします。なので南極から餌の捕獲と出産準備のために温かい水の地域に北上して行きます。そして夏は南の涼しい海へ向かいます。
その通り道にオーストラリアがあるんです。
5月~8月頃(オーストラリアの季節で言えば秋から冬)にかけてクジラが南極から上ってきます。そして9月~11月頃(オーストラリアの季節で言えば春)にかけて南極に戻っていきます。
このクジラの習性から言えば、オーストラリアの季節で秋~春に当たる5月~11月の期間は東側沿岸部(シドニーやゴールドコーストがある側です。)を中心にクジラを見ることができます。
このクジラの習性による大移動。実は3万頭ものクジラがオーストラリアの東海岸を毎年移動していることになるのです。
いつシドニーでクジラに出会える?

上記のクジラの習性から、オーストラリアの東海岸線沿い(シドニーやゴールドコーストがある側です。)では5月~11月の期間に移動しているクジラに出会えます。
つまり鯨達が移動するルートは、まず南極から始まりタスマニア、メルボルンがあるビクトリア州(VIC)の海岸線に沿ってシドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)を通ってゴールドコーストがあるクイーンズランド(QLD)へと北上していき、出産が終わればその逆を通って南極に帰っていきます。
5月~8月には北上するクジラを見ることが出来、9月から11月にかけては南下するクジラをシドニーで出会うことが出来ます。
この時期がクジラをシドニーで見れる時期になります。
出会えるクジラの種類は?
シドニー沖合で出会えることが出来るクジラはこちらです。
ザトウクジラ(Humpback Whale)

ミンククジラ(Minke Whale)

ミナミセミクジラ(Sothern Right Whale)

シロナガスクジラ (Blue Whale)

クジラ以外の海洋生物にも出会えます。
海です。クジラ以外の海洋生物もいます。クジラを探していてクジラ以外の海洋生物にも当然出会います。
バンドウイルカ (Bottlenose Dolphin)

シャチ(Orca)

ホエールウォッチングツアー Whale Watching Tour

シドニーはオペラハウスがあるサーキュラーキーからは定期船のフェリーが毎日運行していますし、ダーリングハーバーからもイベント事にクルージングが運行されています。
海が身近にあるシドニーだからこそのホエールウォッチング(Whale Watching)ツアー。そのツアーがサーキュラーキーからもダーリングハーバーからも出港しています。
半日ツアーがほとんどでこのツアーを利用すれば気軽にシドニー湾沖合でクジラに出会えます。
“Sydney Whale Watching” で検索すればツアーは沢山見つかります。
グルーポン “Groupon”、アドレナリン”Adrenaline”等の格安サイトでもツアーは取り扱っています。
私が、”Sydney Whale Watching” で検索したら格安ツアーサイト”グルーポン Groupon”で$25.00を見つけました。
クジラは陸地からも見れます。

シドニーがある場所はオーストラリア東海岸線沿いに位置します。そのためシドニー沿岸部のいくつかのポイントではクジラの姿を肉眼で見ることが出来ます。幾つかポイントがありますのでご紹介たいと思います。
- リトルベイ Little Bay
- ボンダイ Bondi
- マンリー Manly
- ワトソンズベイ Watsons Bay
- コラロイ Collaroy
リトルベイ Little Bay
シドニー市内からはバスで50分ほどで行くことができシドニー空港近くになります。ゴルフ場(コースト the Coast)の敷地内にあるこじんまりとしたビーチです。タイミングが合えばゴルフをしながらクジラを見つける、なんてこともできるかもしれません。
かく言う私もこのゴルフ場(コースト the Coast)でゴルフをプレイしている最中にクジラが上げる水柱を何度か見たことがあります。その時クジラ自体は見れませんでしたが、それでもゴルフをプレイしながらクジラの水柱を見る事ができたのは、シドニーならではだと思います。
またクジラとは関係ないですが冬の間はビーチに訪れる人も少ないので、海を眺めながら思う存分自分の世界に浸ることも出来る良い場所です。
ボンダイ Bondi
- Ben Buckler Point
- Coastal Track
ボンダイ(Bondi)では2ヶ所ポイントあります。
Ben Buckler Pointは、ノースボンダイの先にあるポイントです。
Coastal Trackは、ボンダイビーチからブロンテビーチへの海岸線沿いの散歩道です。
*上記のグーグルマップでは、ボンディ・トゥ・ブロント・コースタル・ウォークと表記されています。
マンリー Many
- North Head
- Shelly Headland Upper Lookout
マンリー Manly にも2ヶ所ポイントがあります。
North Headはマンリー(Manly)にある眺めの良い散歩道。シドニーの街並みを臨むことができる場所です。
散歩しながらシドニーの街並みを見ながらクジラを発見!いいですよね。
Shelly Headland Upper Lookoutは車で行くことが出来ます。
ワトソンズベイ Watsons Bay
- The Gap Lookout National Park
ワトソンズベイ(Watsons Bay)は崖で全体が高台なので、とても見通しが良い場所です。そのなかでもThe Gap Lookout National Park は抜群に遠くまで見えます。
コラロイ Collaroy
- Long Reef Headland
ロングリーフビーチがありロングリーフゴルフコースがあり、そのまわりに散歩道もありと優雅な場所です。駐車場から少し歩いて行くとすぐに海を見渡せます。
クジラを陸地から目撃するためには
クジラを陸地から目撃するためには幾つかコツがあります。
高台を利用しよう
1つ目は遠くまで見渡せる高台を探してください。ただ海を見ていても何処にクジラがいるか分かりません。水柱が上がっていてもシドニーの青空と海の色や波でわかりにくいものです。都合よく水面上にクジラがジャンプしてくれるわけでもありません。高台を利用して遠くまで見渡せる場所を確保してください。見つけやすいです。
ホエールウォッチングツアーの船をみつけよう
目の前一面に広がる広大な海の中、クジラを発見するには根気が必要です。高台を見つけれても他の誰かがその場所でクジラを見ているかもしれません。そんな時はホエールウォッチングの船を見つけてみましょう。ホエールウォッチングツアーを行っている船があるあたりはクジラがいると思われる場所でもあります。またツアー船が向かって行く先を探すと見つかるのではないでしょうか。
注意事項
シドニーでのホエールウォッチングを楽しむ際には、以下の注意事項を守ることでより安全で快適な体験ができます。そして鯨や環境への配慮も大切な事です。
天候と海の状況を確認する
出発前に天気予報や海の状況を確認してください。海が荒れている場合はツアーが中止されることがあります。
救命胴衣の着用
ツアーでは安全のため救命胴衣を着用するよう指示される場合があります。その指示には従ってください。
船酔い対策
船酔いをしやすい方は酔い止め薬を事前に服用しておくと良いかと思います。
野生動物への配慮
相手は野生の動物です。人間の都合に合わせてくれるはずもありません。静かに観察してください。
防寒着
海の上は風が強く冷えることがあるため防寒着は必ず用意してください。
日焼け止め対策
晴れた日には日差しが強いですし、ツアーに参加した場合海上での照り返しで想像以上に日焼けしてしまいます。日焼け止めと帽子、薄手で良いので長袖を用意しておいた方が良いです。
カメラや双眼鏡
鯨をより近く観察したい場合には、双眼鏡が便利です。また、写真を撮る場合は防水ケースを用意すると安心です。
シーズンを確認する
シドニーでのホエールウォッチングのベストシーズンは、5月から11月です。シーズンを確認して鯨を見に行ってください。
ガイドの指示に従う
ツアーに参加するのであればガイドの指示をちゃんと守ってください。
ゴミは持ち帰る
ツアーに参加したのであればゴミを海に捨てないように、どこかのポイントからクジラを見るにしても自分のゴミはゴミ箱に捨てるなり環境を守る意識を持ちましょう。
これらの注意事項を守ることで、ただホエールウォッチングをするのではなく野生動物や環境に配慮したひとつ上の心の満足を手に入れることが出来る素晴らしいホエールウォッチングをシドニーで楽しむことができるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
広大な海をクジラが何頭も泳いでいる姿や水面上にジャンプする様子を生で見ることが出来れば写真や動画とは違う迫力と感動を味わえると思います。
ホエールウォッチングツアーもそれほど時間がかかるわけでも費用が高い訳でもないと思いますし、陸地からクジラを見る為に上記のポイントに遠出してみるのも悪くないと思います。
シドニーでクジラに出会う旅を計画してみてはいかがですか。
またホエールウォッチングを行う時期によっては大変暑い日があるかもしれません。日焼け止め対策は忘れずに。


