こんばんは、シドニーマンです。
12月から1月へかけてのシドニーはサマータイムに入っているので日本の2時間の時差があります。そのため日本より早く新年を迎えることになります。またオーストラリアは南半球に位置するので真夏の新年ということになります。
テレビではお正月特別番組があったり、お笑い番組が流れたり、帰省して祖父母のお家を訪れたり、 おせち料理やお雑煮を食べたりと、真冬で1番寒い時期ではありますが、 お正月気分に浸りイベントが沢山あるので楽しいひと時を過ごすのが、日本のお正月です。
南半球にあるシドニーは、季節からして真逆、真夏に新年の始まりを迎えます。
オーストラリアでは正月三が日と言った習慣も無いですし、おせち料理やお雑煮のようなお正月料理なんてありません。また、お子様たちが楽しみにしているお年玉のようなイベントもありません。それでも元旦は新年初日と特別な日なので、国全体で祝日になっています。
シドニーのこの時期の様子
年末から年明けにかけてのシドニーの季節は夏になり、日中の平均最高気温は26〜28℃、最低気温は19〜20℃になりカラッとした暑さが特徴で、日陰に入ると意外と涼しく感じることがあります。
12月中旬頃から1月下旬頃までほとんどの学校が夏休みに入る為ホリデーシーズンになります。
服装

季節が夏になるので基本的にはTシャツ、短パン、ワンピースなどの夏物で大丈夫です。
オーストラリアの夏の紫外線は非常に強いため、帽子・サングラス・日焼け止めは必須アイテムになります。
それでも映画館やオフィスビルでは冷房が効きすぎている場合があるので冷房対策として薄手の羽織りものがあると安心。
季節柄ビーチやブルーマウンテンズに行く回数が多くなるよ思います。ウインドブレーカーがあると便利です 。
シドニーでの元旦の過ごし方
シドニーの元旦は、前日の大晦日(New Year Eve)に行われるカウントダウン花火のお祭り騒ぎが嘘のようにのんびりゆったりとした時間が流れます。
そのため過ごし方としては普通の休日とあまり変わらない感です。季節柄、夏なので庭やキャンプ場、ビーチの近くでバーベキューだったり、公園でピクニックしたり、のんびりして過ごす人が多いです。
私事で恐縮なのですが、元旦にビーチで友人たちと水着でバーベキューをしたことがありますがなんとも言えない不思議な感覚に陥ったのを覚えています。
でも日本ではできない経験をできると思えば、真夏の正月も捨てがたいです。
以前は元旦という事で、レストランやショッピングセンターなど、ほとんどのお店が閉まっていて街中は静まりかえってましたが、近年はいろいろなお店が元旦から営業しております。
曜日が結構大事
日本であれば正月三が日はお正月気分に浸り新年を感じますが、オーストラリアには正月三が日といった文化がありません。かろうじて元旦は祝日になっていますが、1月2日から至って普段に戻ります。
生活する上で実は1月2日の曜日が結構大事になるんです。
1月2日の曜日が平日であればもう、スーパーマーケットや多くのレストランは通常営業になっているところが多くいつもの日常に戻ります。週末であれば普通の週末です。
年明けに新年を祝ったり浸るのではなく大晦日にこれから来る新年を祝うのがシドニースタイルです。なので1月2日からもう普通です。ただしこの時期は冒頭でも記述している通り多くの学校が夏休みに入っているのでホリデー感はあります。夏のシドニーをホリデー感が包んでいるのでのんびりした雰囲気になっています。
レストランの裏側

私は今も現役でシドニー郊外にあるレストランで働いています。なのでちょっとこの時期のレストランの裏側をご紹介致します。
毎年大晦日、元旦と私が勤務しているお店は閉めます。1月2日からは通常営業になるのですが、そうなるとだいたい元旦は仕込みのため出勤しています。
また各業者様へのオーダーもこの日に行っています。つまり1月2日から営業再開するレストランの現場はそれに合わせて元旦に仕込みをするため出勤していたり関連している業者様にオーダーしていたりします。ここで1月2日の曜日が重要になるのですが、1月2日が月曜日から木曜日であれば次の日もオーダーできるので必要な分の食材や材料をオーダーすれば良いのですが、1月2日が金曜日であれば、週明け分まで元旦(もしくは年末)にオーダーしなければなりません。また1月2日が土曜日もしくは日曜日であれば、私の勤務しているレストランの場合だと、大晦日と元旦を閉めているので12月30日に1月2日配達分、つまり1月2日(土曜日)分と3日(日曜日)分の営業がこなせる量の食材や材料を配達して貰わなければならない為12月29日にオーダーしなければなりません。普段以上に食材や材料を配達されてもスペースがあるお店であれば困りませんが、私が働いているお店はそれほど大きくないのでこの時期はいつも収納スペースを作るのに必死です。
意外に意味深い、年末年始に食べる日本の料理。
実は我々が年末年始に楽しんでいる年越しそばやおせち料理などには、意味があるのをご存知ですか?
年越し蕎麦は大晦日に縁起を担いで食べますが、江戸時代に定着した日本の風習でもあります。蕎麦は他の麺類と比べて切れやすいことから「その年一年の災厄を断ち切る」という意味が込められております。
おせち料理の歴史
新年を祝うお祝いの料理として、おせち料理は欠かせません。漢字では「御節料理(おせちりょうり)」と書きます。ちょっと調べてみたらおせち料理に歴史がありました。さすが日本料理と言った所でしょうか。
おせち料理(御節料理)の歴史は古く平安時代にまで遡ります。平安時代の宮中行事として始まった「節会(せちえ)」の料理が起源とされていて、当時は「御節供(おせちく)」と呼ばれ五節句などの節目に神様へ供えられたお供え料理としてありました。その後時代は移り江戸時代になると、この行事が庶民に広まりお正月にふるまわれる料理を「おせち料理(お節料理)」と呼ぶようになったそうです。
現在のような重箱に詰める形になったのは明治時代以降です。
おせち料理の本来の形は、お正月だけのものではなく五節句などの節日を祝う際、神様にお供えしていたものとしてありました。それを「御節供(おせちく)」と呼んでいたそうです。
そこから「御節料理」になっていったと言われています。
お節料理の中身は、縁起をかつぎ語呂合わせを楽しんだものが多くあり厳密な決まりはありません。しかし縁起の由来も踏まえたうえで、おせち料理を楽しむと、お正月をより特別に感じられるのではないでしょうか。
御節料理に欠かせない中身の意味を調べてみました。
- 黒豆:まめで健康であるように、黒色は邪気払いの意味合い
- きんとん:黄金、金貨へのあやかり
- ごまめ(田作り):田畑の肥料にイワシを使うことから、五穀豊穣を願うもの
- 数の子:親のニシンが二親健在であることから、子孫繁栄を願うもの
- たたきゴボウ:地中深く根を張ることから、家の安泰を願うもの
- 伊達巻:巻物は文化を表すことに由来し、知識が増えるよう、文化の発展を願うもの
- 伊勢エビ:腰の曲がった姿から、長寿を願うもの
- 昆布巻き:「よろこぶ」の言葉にかけた縁起物
- 紅白なます:紅白の水引きをなぞらえた縁起物
- クワイ:芽が出る縁起物
- レンコン:穴が空いていることから、先の見通しが良いよう願うもの
- 里芋:小さな芋がたくさんつくことから、子宝に恵まれるよう願うもの
シドニーでおせち料理が食べれる

シドニーには大変多くの日本食レストランがあります。なので毎年11月下旬頃から、「おせち料理」を予約販売しているレストランがあります。
それぞれ値段もバリューも異なりお店の特徴が出ているおせち料理をシドニーで楽しむことが出来ます。
シドニー版おせち料理で新年を迎えるのも悪くないです。
シドニー年越し年明けイベント

シドニーでは大晦日から年明けにかけて行われている年末恒例年越しイベント、カウントダウン花火がありまし、シドニー中がアートに包まれるシドニーフェスティバルがあります。
カウントダウン花火
https://www.sydneynewyearseve.com/
新年年明けとともに花火がシドニー中心地の至る所から上がり新しい年を祝います。
大晦日午後9時に1度目の花火が上がり気分を盛り上げてくれ、大晦日午後11時59分30秒を過ぎたあたりからダーリングハーバーやハーバーブリッジやオペラハウスがあるサーキュラーキーあたりから大合唱のカウントダウンが始まります。そして10.9.8.7…..と刻を刻み年が明けたと同時に新年を祝う花火が打ち上げられます。この年明けカウントダウン花火は民放チャンネルで生放送されますし世界中に配信されます。
シドニーフェスティバル(Sydney Festival)
https://whatson.cityofsydney.nsw.gov.au/programs/sydney-festival
音楽、ダンス、演劇、アートなど、多彩なプログラムで夏のシドニーが彩られる一大アートフェスティバル。 チケット制と無料のイベントがあり、多くのイベントがストリート、ビーチや屋外で開催されます。
この時期の注意事項
シドニーの年末年始は、レストランやショッピングセンターなどの営業時間や、バス・電車などの公共交通機関の運行時間が普段と異なります。事前に調べて行動することをおすすめします。
また住んでいるお家もちょっと注意が必要になります。不動産屋から直接借りていようがシェアハウスに入っていようがモノが壊れた時が大変になります。修理屋さんも年末年始は休みます。何でなにか壊してしまった場合修理屋さんの休みが終わるまで待つか緊急用の修理屋さんに来てもらうしかありません。緊急用の修理屋さんは普段よりも随分高い修理費を請求してきますので注意が必要です。

まとめ
シドニーと日本、季節も違えば感覚も違う年明けについてでしたが、いかがでしたでしょうか?
余談ですが、オーストラリアは国内で時差があるので、頑張れば2回カウントダウンを味わうことも出来ます。
バイロンベイという町はニューサウスウェールズ州の最東端にある町に位置していますが、この時期はサマータイムの影響でクイーンズランド州と1時間の時差があります。そして、州境に近いので、バイロンベイでカウントダウンを楽しんだ後、急いでクイーンズランド州の街に移動すれば2回目のカウントダウンが楽しめるという珍しい体験が出来ます。
賑やかな年越しが好きな方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?。
それではみなさん、良いお年をお迎えください。









