こんばんは、シドニーマンです。
シドニーの季節は9月から暦の上では春になります。なので8月中旬以降になれば日々暖かくなっていくのを感じますし半袖の人をチラホラ見るようにもなります。私見ですが暖かいのはありがたいことです。
そうこうしているうちに季節は移り変わり夏がやってきます。シドニーの夏は日差しもきつく日も長いのが特徴です。
シドニーがあるニューサウスウエールズ州(NSW)は夏の時期デイライトセービング(Daylight Saving 日本人の間ではサマータイムと呼ばれています。)を導入しています。
そのサマータイム Daylight Saving(デイライトセービング)ですが、開始される時期が決まっています。毎年10月第一日曜日から翌年4月第一日曜日までです。
サマータイム Daylight Savingとは

サマータイム (Daylight Saving デイライト セービング)とは、ニューサウスウェールズ州が導入している夏時間制度の事です。
毎年約半年シドニーの夏の時期、 時間の設定が変わります。
このサマータイムを導入している理由として、夏の太陽が出ている時間をより活用する為と言われています。毎年10月頃から4月頃までは日の出が早く日の入りが遅くなります。それにより太陽が出ている時間が長くなり明るい時間帯が冬季に比べ長くなります、
生活はこれまでどおりでありながら、 明るい夕方の時間が1時間増えるためその時間を有効に活用できる訳です。
エネルギー消費の削減も期待でき、日の入りが遅くなるので夜の電気使用時間が短くなるため、電力消費が減少し電気代を少なくできます。
オーストラリアでは、シドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)以外に、
首都キャンベラがある首都特別地域オーストラリアンキャピタルテリトリー(ACT)、
メルボルンがあるビクトリア州(VIC)、
アデレードがあるサウスオーストラリア州(SA)、
そしてホバートがあるタスマニア州(TAS)
も毎年夏季(10~4月)にサマータイム(Daylight Saving)夏時間制度を導入しています。
他の州、ゴールドコーストがあるクイーンズランド州(QLD)、パースがあるウエスタンオーストラリア州(WA)、ダーウィンがあるノーザンテリトリー(NT)はサマータイム(Daylight Saving)夏時間の導入をしていません。
ですので、普段のオーストラリア国内の時差とサマータイム期間中の国内時差が変わってきます。
サマータイムが開始されれば、シドニー現地時間が現在の時間設定より1時間早まり日本との時差が現行の1時間からサマータイム時間に合わせた2時間に変わります。ですがこれにはすぐに慣れます。
英語ではデイライトセービング (Daylight saving Time、単略語でDSTとも表記されます。)といい、オーストラリアだけでなく世界の70カ国以上で導入されています。
そしてオーストラリアは、サマータイム(Daylight Saving)の開始日と終了日がその年毎で変わります。
タイムゾーン

オーストラリアの国土は広いので国内が3つのタイムゾーン(東部、中央部、西部)に分かれています。
オーストラリア東部 Australian Eastern Standard Time (AEST)
オーストラリア東部(AEST)のタイムゾーンに含まれる地域は、
- ケアンズ、ブリスベン、ゴールドコーストがあるクイーンズランド州 (QLD)
- シドニーがあるニューサウスウェールズ州 (NSW)
- キャンベラがある首都特別地区オーストラリアンキャピタルテリトリー(ACT)
- メルボルンがあるビクトリア州 (VIC)
- ホバートがあるタスマニア州 (TAS)
になります。
オーストラリア中央部 Australian Central Standard Time (ACST)
オーストラリア中央部 (ACST)に含まれる地域は、
- アデレードがある南オーストラリア州 (SA)
- ダーウィンやエアーズロックがあるノーザンテリトリー北部準州 (NT)
になります。
オーストラリア西部Australian Western Standard Time (AWST)
オーストラリア西部(AWST)に含まれる地域は、
- パースがある西オーストラリア州 (WA)
になります。
普段からオーストラリア国内には3つのタイムゾーンがあるので国内でも時差があります。
そしてサマータイムを実施している州と実施していない州があります。
実施している州としていない州
オーストラリアの国土が広くタイムゾーンも3つに別れているのですが、その中でもサマータイムを実施している州としていない州があるのです。
オーストラリア国内でサマータイムを実施している州は以下の通りです。
- ニューサウスウェールズ州(NSW)
- ビクトリア州(VIC)
- タスマニア州(TAS)
- オーストラリア首都特別地域(ACT)
- 南オーストラリア(SA)
実施していない州は、
- ノーザンテリトリー北部準州 (NT)
- 西オーストラリア州 (WA)
- クイーンズランド州 (QLD)
になります。
ここで注意しておいて欲しいのですが、オーストラリア東部(AEST)に属していながらサマータイムを実施していない州があるのです。
クイーンズランド州(QLD)
です。
ケアンズ、ブリスベン、ゴールドコーストがあるクイーンズランド州(QLD)ではサマータイムを実施していません。なのでサマータイム期間中(毎年10月第一日曜日から翌年4月第一日曜日まで)は同じオーストラリア東部(AEST)に属していながらシドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)との間に1時間の時差が生まれます。
サマータイム (Daylight Saving)はいつから?

シドニーがあるニューサウスウェールズ州(NSW)ではサマータイム(デイライトセービング Daylight Saving)が始まる日は、毎年決まっていて10月第一日曜日です。
この日の午前2時になれば時間が1時間進み午前3時になります。
現行の時間設定からサマータイムに時間が変わります。
サマータイム (Daylight Saving) 制度のメリットは?

夏季に行われるサマータイム(Daylight Saving)にはメリットとデメリットがあります。
メリットとしては、
- 日照時間を有効に活用
- 洗濯物が乾きやすい
- 犯罪率/交通事故率の減少
- 娯楽が活性化する
日照時間を有効に活用
日照時間を有効に活用することで、エネルギーの節約が期待できます。
サマータイム期間中は太陽が出ている時間が長く夜8時ぐらいまで明るい場合があります。つまり夜8時頃まで室内にいて電気を使わなくて良いのです。
エネルギーの節約(電気代の節約)をしやすいので電気代が高いシドニーでは大変助かります。
洗濯物が乾きやすい
シドニーの夏は暑いです。湿気も少なく空気が乾燥しています。なので思っている以上に洗濯物が乾くのです。普段部屋干しや乾燥機を使っているのであれば、ベランダに干すとか、日の当たるところに干すようにすれば思っている以上に乾きます。
犯罪率/交通事故率の減少
実はサマータイムを実施していることで犯罪率を減少させることも期待できます。
犯罪者は暗闇を好みます。なので多くの犯罪は暗い時間帯に起こります。サマータイムが実施されているおかげで夜8時頃まで明るいんです。つまり明るい時間帯が増える為その明るい時間帯に帰宅することが出来れば犯罪を未然に防ぐことができます。そのことから犯罪率の減少につながります。
また交通事故についても同様に考えられており、サマータイムのおかげで事故の発生率が減少していると言われています、
娯楽が活性化する
確かにシドニーでは夏にだけ行われる屋外イベントがあるように思えます。
Sunset Cinema、Westpac Open Air、Moonlight Cinema のような屋外シネマも夏季のみに行われますし、ナイトマーケットやTwilight Food Fairのようなイベントも夏季のみに行われています。
確かに娯楽が活性化しています。
サマータイム (Daylight Saving) におけるデメリットは?
メリットばかりではありません。サマータイム期間中注意しなければならない事、つまりデメリットもあります。
それはこちらになります。
- サマータイム(Daylight Saving)開始日の朝
- 時計の確認
- 日差しの強さ
- ブッシュファイヤー Bush Fire
- 日本との時差
- 生活リズムの乱れや健康への影響
サマータイム(Daylight Saving)開始日の朝
サマータイム(Daylight Saving)は毎年10月第一日曜日に始まります。この日の午前2時が午前3時に変わる訳です。普通に生活していれば寝ている時間帯なので朝起きた時にはサマータイム(Daylight Saving)が始まっています。時間が1時間早まるということは、サマータイム前日と比べてそ開始日当日の朝は前日よりも1時間早く起きなければなりません。この日は睡眠時間が1時間短くなると捉えてください。
理由は日が変わり午前2時になるとサマータイム時間(Daylight Saving)になり、その瞬間午前2時が午前3時になるからです。毎朝7時に起きているとして朝前日と同じ様に起きてしまえば、サマータイムが始まっています。前日の朝7時がこの日から朝8時になります。
朝起きた時には1時間進んでいる(ズレている)状態に既になっていますので注意してください。
時計の確認
サマータイムが始まる時間帯が夜中の2時から3時です。どうやって時計を合わせるのでしょうか?
一昔前であれば、目覚まし時計やただの電子時計だとサマータイムの設定自体が無くその設定を自分で行わなければならないため、寝る前に時間を1時間進ませなければならなかったですが(そうしないと起きた時には、サマータイムに時間設定が変わっているため目覚まし時計やただの電子時計ではいつもの時間でもサマータイムでは1時間進んでいる状態になっているからです。)、今の携帯電話やパソコンはその機能を標準装備しています。時間をシドニー現地時間に設定しているのであれば自分で何か設定を直さなくても良いはずです。勝手にサマータイム時間にしてくれます。なのでいつもの感じで起きれば1時間ズレているのです。
日差しの強さ
夏が本格的に始まることを意味するサマータイム(Daylight Saving)。夏を迎えることになりますので日差しも他の季節以上に強くなってきます。オーストラリアの夏の日差しは強いので気がつけばシミが出来てしまいます。外出の際にはシミ予防対策に日焼け止め対策を忘れずにしておきましょう。
ブッシュファイヤー Bush Fire
まずブッシュファイヤー (Bush Fire)とは、山火事の事です。
夏の空気は乾燥しすぎているので、シドニーだけでなくオーストラリア全域でこのブッシュファイヤー(Bush Fire)が起こります。
ブッシュファイヤー(Bush Fire 山火事)が起こる原因は、ユーカリの葉が燃えることです。(コアラが食べることで知られていますが種類が違います。)山の至る所に生えてあるユーカリの葉が夏の時期、気温が上がりすぎて自然発火してしまうのです。このユーカリの葉が燃える原因として、”テルペン”と呼ばれる成分が挙げられます。テルペンは引火性物質なので、高温による自然発火や落雷などで発火すると言われています。
ですので、気温が高くなりやすく乾燥しているオーストラリアの夏の時期(10月ごろから3月ごろ)がブッシュファイヤーが起こりやすい時期と言われております。
日本との時差
サマータイム期間中は日本との時差が2時間になります。
サマータイム期間中ではない期間(4月第一土曜日から10月第一土曜日まで)は日本との時差は1時間です。
この1時間の差をどう捉えるかはその人次第です。
私の場合は、実家が日本にあります。実家には私の両親が住んでいます。私の両親からすれば私の娘が孫になり可愛くて仕方ないようなのです。なので日本から電話が来たりしますが、日本で午後8時30分だとして、サマータイム期間中はシドニーの時間は午後10時30分。娘は寝ています。起こす訳にもいきません。
サマータイム期間中で無い期間だとシドニーの時間は午後9時30分。まだ娘は起きています。
日本に居る両親がシドニーのサマータイムを気にして毎回電話してくる訳では無いのでその都度私は説明しています。
と言った感じです。
生活リズムの乱れや健康への影響
夏の間気温が高くなるので、そうなると熱中症にかかってしまう恐れが出てきます。水をしっかり飲むことや屋外にいるのであればできるだけ日陰にいるようにするなどして予防してください。
また時間設定を変える訳ですから、睡眠不足、睡眠障害のリスクなど、生体リズムが狂ってしまい健康上の問題を与えかねないです。
サマータイム(Daylight Saving)はいつ終わる?

毎年10月第一日曜日から始まるサマータイム(Daylight Saving)。
それはいつ終わるのでしょうか?
シドニーの夏季は10月頃から4月頃と言われています。この期間サマータイムが適用されてます。
夏季が終わる頃である毎年4月頃に終わります。
サマータイムが終わる日は翌年4月第一日曜日になります。
サマータイムが終わるとどうなる?
サマータイムが終わる日にはサマータイムが始まる日の逆のことが行われます。
サマータイムが終わる日午前3時が午前2時になります。サマータイムが始まるときは時間を1時間進ませたのに対して、この時は時間が1時間戻ります。
開始日と逆で時間が1時間戻るので睡眠時間が1時間余分に取れます。
日本との時差も2時間から1時間になり日本に居る親、兄弟に友達と電話しやすくなります。
次はいつ始まる?

では毎年4月第一日曜日に終わるサマータイムは次はいつ始まるのでしょうか?
それは、毎年10月第一日曜日に始まります。
午前2時が午前3時になりオーストラリア国内での時差も変わり日本との時差も変わります。
毎年10月頃から4月頃にかけてシドニーは夏季に入ります。
毎年この時期サマータイムは訪れます。
サマータイム (Daylight Saving) のスケジュール
2024年以降のサマータイムのスケジュールはこちらになります。
サマータイム実施期間
2024年 10月6日(日曜日)から2025年4月6日(日曜日)まで
2024年 10月6日(日曜日)から2025年4月6日(日曜日)まで
2025年 10月5日(日曜日)から2026年4月5日(日曜日)まで
2026年 10月4日(日曜日)から2027年4月4日(日曜日)まで
2027年 10月3日(日曜日)から2028年4月2日(日曜日)まで
開始日には午前2時が午前3時になり終了日には午前3時が午前2時になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
サマータイム(Daylight Saving)についてまとめてみました。
オーストラリアは国土が広くタイムゾーンが3つある国です。その中で夏季になる10月第一日曜日から翌年4月第一日曜日までがニューサウスウェールズ州ではサマータイム期間になります。日本との時差も1時間から2時間になり、オーストラリア国内でもサマータイムを実施している州としていない州があるので国内でも時差の変更があります。
1番気にして欲しいことは、サマータイム(Daylight Saving )が始まる日の朝です。必ず時間を確認してください。
メリットにデメリットと色々ありますが、サマータイム(Daylight Saving)は毎年やってきます。
私の中ではサマータイムが始まれば季節は夏。
強い日差しと共にブッシュファイアーの季節でもあると捉えています。
シドニーの夏の強い日差しに負けないよう予防をしっかりして、シドニーの夏を楽しんでください。


