こんばんは、シドニーマンです。
今回は、
”シドニーの住宅事情”
についてお届けしたいと思います。
今のシドニーの家賃は高額時給やインフレと合間み合ってべらぼうに高いんです。それらを踏まえてシドニー住宅事情をお届けしたいと思います。
長年シドニーに住んでいて家族を持つ前はシェアハウスにも住んでいましたし、家族を持ってからもシェアメイトを入れていたり、引っ越しもしているので、そういった私の実体験をもとにシドニーでの住まいや引っ越し事情をご紹介していきたいと思います。
自分で部屋を借りる場合とシェアハウスに入る場合で色々違ってきますのでその辺も述べていきます。
部屋を探したり、引っ越しするのに幾つかポイントがあるので、そこをしっかり押さえておけば物件を見つけやすいと思います。
シドニーの家賃はなぜこんなに高い

まずシドニーの家賃はなぜこんなに高いのでしょうか。
理由は需要と供給のバランスが合っていないからなのです。
オーストラリアはコロナ明け2022年以降、海外留学生の入国と海外からの移住者の数が爆発的に増えました。
なのでその分住宅が必要になっているのです。住宅が足りて無さすぎるのです。私はシドニー郊外に住んでいるので毎日見る光景ですがまだ建てるのかと思うくらい至る所でマンションが建てられています。
移住者や海外留学生が増え、住宅の需要に対して住宅の数が伴っていないことが家賃を押し上げる要因になっています。
シドニーで住む為には

シドニーで生活するためにはどこかに生活拠点を置かなければなりません。そのために住む場所を確保しなければなりません。それには不動産屋から部屋を借りるか、シェアハウスに入るかの2択になります。
不動産屋から部屋を借りる場合は私の様に住む物件を探し見に行き不動産屋と契約して部屋を借ります。後で述べていますがこの場合、家具、電化製品、インターネットの接続などは全て自分で用意します。
しかしシェアハウスに入るのであれば、そういったことは全て準備されているので身軽に住むことができます。
シェアハウスとは?
シェアハウスとは、1軒の住居に他人同士が複数人で共有して暮らすことです。キッチン・リビング・バスルーム・トイレなどを共有し自分の部屋をプライベート空間として利用します。
また、最低限の家具、洗濯機や冷蔵庫などの電化製品にインターネットはあるのでそれらも共有します。
自分で部屋を借りる場合よりも安い家賃で住むことが出来、設備もそれなりに備わっているのが特徴でシドニーのみならずオーストラリア全土でごく普通にある生活スタイルです。なのでそれなりの家賃で思っている以上の物件に住めれる場合もあります。
シドニーの家賃支払い方法

シドニーでの家賃は週額で提示されます。
家賃は一般的に週払いか隔週払いで、不動産屋さんが決めた銀行口座にお金を振り込むか、所定のアプリを利用して支払うかの形で行われます。
家賃の他に必要なお金が要る
シドニーで住宅を借りるにしろシェアハウスに入るにしろを、日本でいう敷金にあたるBond(ボンド)を払う決まりがあります。
このお金は、シェアハウスに入るのであればそのシェアハウスを取り仕切っているオーナーに払いますし、不動産屋を通して住宅を借りるのであれば政府に預けることになります。
自分で部屋を借りる場合、Bondは家賃が週$700以下の場合は4週間分の家賃の金額で、週の家賃が$700を超える場合は、家主さんと交渉するようになっています。
シェアハウスの場合はだいたいその家賃の2週間分です。
このお金は、その物件から引っ越す際に故障や修復の必要がなければ、全額返金されます。
ですので、最初に必要なお金は、家賃とBondになります。
ここで自分で部屋を借りる場合とシェアハウスに入る場合の比較してみます。
自分で部屋を借りる場合
家賃が週$700として、Bond は家賃の4週間分になるので$2800($700 X 4週間分の家賃)と、最初に支払う家賃(2週間分)$1400($700 X 2週間分の家賃)。合計 $4200($2800 + $1400)が必要になります。
シェアハウスの場合
シェアハウスの家賃を週$300だとして、Bond $600($300 X 2週間分の家賃)と家賃$600($300 X 2週間分の家賃)。合計 $1200($600 + $600)になります。
この例題では自分で不動産屋から部屋を借りる場合で最初に$4200は必要で、シェアハウスに入る場合では$1200が必要になります。まず初期費用でこれだけ差があります。
また、自分で不動産屋から部屋を借りるのであればこの後家具代、電化製品代などが必要になります。
引っ越しの際、抑えておくポイント

ここでは自分で部屋を借りる場合にしろ、シェアハウスに入るにしろ抑えれおくべきポイントをご紹介致します。
- 物件を見つける
- 予算を考える
- 内見(インスペクション Inspection)に行く
- サイトで見る写真は綺麗に見えるが
- 部屋の電気が暗い
- 自分の状況を把握すること
- 住む場所を決める
- 譲れないものをよく理解しておくこと
- 条件の把握
- 契約期間内に解約すると解約金を払う必要がある
- 日本語でも探せる
物件を見つける
自分で部屋を借りる場合でもシェアハウスに入る場合でも、まずは物件を見つけることから始まります。
予算を考える

自分の払える家賃を知ることです。払えない家賃のところに住んでしまうと、払えなくなって強制退去させられることもあります。
内見(インスペクション Inspection)に行く
シドニーでは自分が住む場所を入居前に必ず内見します。このことをインスペクション(Inspection)と言います。これは自分で部屋を借りる場合でもシェアハウスに入る場合も同じです。ですが内容がちょっと違います。
自分で部屋を借りる場合
自分で部屋を借りる場合はその部屋を管理している不動産屋さんと直接やり取りを行います。まず自分が借りたいと思う部屋がいつ内見(インスペクション Inspection)を行うかをサイトもしくはその不動産屋さんから情報を得ます。そしてその日に現地に見に行く訳です。そのインスペクションはだいたい15分程で遅れた場合は相手にされません。なので皆さん時間よりも早めに到着して待っています。1人1人が見て回る訳ではなくその時間内に来ている人は各自で見てまわります。自分でしっかりチェックしなければならないのです。大勢見に来ている人がいればその物件内はごった返す訳です。
駅が近いなどの便利な場所にあるような物件になるといろんな人が物件を見にきます。そして住みたいと思って申し込んでみると複数人が申し込んでいたりします。
あとは不動産屋さんが査定して誰にその物件を貸すか決めます。不動産屋さんから連絡が来なければダメだったと次の物件探しをします。連絡がくればいつから入居するのかをはっきりさせ、電気、ガス、インターネットなどの契約を自分で行います。
シェアハウスの場合
こちらも内見(インスペクション Inspection)をするのですが、不動産屋さんとやり取りする訳ではありません。そのシェアハウスの主であるオーナーさんと話をして内見できる日取りを決めます。不動産屋さんでは無いので日にちを交渉できますしお互い都合の良い時間に調整できるので融通がききます。内見できる時間も15分といった短い時間ではありません。
どちらにも言えることですが、できる限り多くの物件を見て回った方が現実を見ることができると思います。
サイトで見る写真は綺麗に見えるが
引っ越し先なる物件等を探すときに最初にすることは不動産サイトやクラシファイドにアクセスして探すことだと思います。これは自分で部屋を借りる場合でもシェアハウスを探す場合でも同じです。
オーストリアでは人気の不動産サイトは Domain と Real estate.com.auで(現に私も利用しています。)、クラシファイドではシドニーでは、gumtree、flatmates、flatmates finder、が有名です。また日豪プレス、Jams.tv、シドニー掲示板等が日系サイトでは有名です。
自分で部屋を借りる場合
住みたいサバーブ(地区)と条件を入力すれば様々な物件が出てくるし、スマホアプリもよくできているので見つけやすいです。そして、ほとんどの物件が凄く綺麗な写真で掲載されています。
ところが「この家、スゴく綺麗で良さそう」と思って内見(インスペクション Inspection)に行くと写真とは大きく違うことがよくあるんです。
サイトには物件の何年か前の写真が掲載されていたり、綺麗に良く写真映えする技を使って写真を掲載していたりします。不動産屋の人たちは部屋を綺麗に写真映えする技を知っていてそれらを用いた写真をサイトに掲載します。なので写真を信じすぎてはいけないのです。
シェアハウスに入る場合
シェアハウスの場合は、クラシファイドにそのシェアハウスのオーナーさんが自分で撮った写真を掲載するのが普通なので上記のような技は使いません。写真通りな感じですが信じすぎてはいけません。
どちらにせよ、写真を見ただけで判断しないで内見(インスペクション)は絶対に行ってください。
部屋の電気が暗い
基本的に部屋の電気が暗い物件が多いです。なんでこんなに電気が暗いんだろうと私ですらいまだに思います。
理由は分かりませんがなぜか暗いです。なので自分で部屋を借りる場合であれば入居して直ぐに電球を明るいものに変えれば良いですしシェアハウスに入るのであればインスペクションの際オーナーさんに部屋の電気の明るさについて質問すれば良い訳です。
自分の状況を把握すること
自分の状況をしっかり把握しておかないと部屋を探していても目移りばかりして決めれなかったり、引っ越しをしてから大変な目にも合ってしまいます。
例えば、職場から遠いところに住んでしまったら、その通勤に使う交通費と時間が割に合わない場合があります。
電車、バスなどの公共交通機関を使うにしても、タイムテーブルを分かっていないと帰宅に時間が掛かりすぎてしまい、とても疲れてしまいます。特に夜遅い仕事ならなおさらです。自家用車で通勤するなら駐車場の確保など気にしなければなりません。(こちらでは基本交通費は出ません。駐車場代も自己負担するにはカナリ財布に響きます。)
自分で部屋を借りる場合
自分で部屋を借りる場合であれば、独り身なのか家族持ちなのか、駐車場があるのか無いのか、職場や学校までの距離や通勤通学に使う電車やバスはしっかりあるか。よくわかっていかないといけません。
シェアハウスに入る場合
シェアハウスに入る場合でもほぼ同じです。職場や学校までの距離や交通手段を確認しておくことが大事です。
現在、私は嫁、娘が居るので、彼女たちが納得する物件を探しているのですが、とても時間が掛かります。
ですが、独り身やカップルの方は、学校や職場、便利性を考えての部屋探し、引っ越しになると思うのです。そういったことをまずは冷静に把握しておく必要があると思います。
住む場所を決める
シドニーと言っても広いです。自分の生活に合った場所を選ぶのが基本です。職場から遠いとか学校から遠いのでは、その通勤時間がもったいないです。これは自分で部屋を借りる場合でもシェアハウスに入る場合でも同じです。
譲れないものをよく理解しておくこと
これは意外と大事です。
一人部屋が良いとか、せっかくこっちに来ているのだから、外国人と住みたいとか、寝に帰るだけだから家賃は安ければ安い方が良いとか、何か譲れないものを持っておくと部屋探しはスムーズにいくと思います。
これは自分で部屋を借りる場合でもシェアハウスに入る場合でも同じです。
ちなみに私の場合は(多分家族を持っている方は同じだと思います)、奥様と娘が納得した物件であれば基本どの場所でも良いのですが、車を持っているので駐車場があるところ、お風呂につかりたい時もあるのでバスタブがあるところが私の譲れないもので、これに関してよく嫁と言い争いになりますが、譲れないものは譲れません。
条件の把握
各物件、各シェアハウスでそれぞれ条件があります。自分が住む物件の条件はしっかり把握しておいてください。その方が後々揉めません。
自分で部屋を借りる場合
自分で部屋を借りる場合では相手が不動産屋さんなので基本的には条件は普通です。借りる際にリースアグリーメント(Lease Agreement)と呼ばれる書類にサインを求められます。その書類を理解した上でサインするので揉めるようなことは起きにくいです。
シェアハウスに入る場合
シェアハウスに入る場合は、そのオーナーさんが条件やルールを決めているのでしっかり確認してください。
そのシェアハウスには子供がいるため夜11時以降はシャワーを浴びないでとか、洗濯は1週間に1回までとか、ミニマムステイ等の細かいルールがあったりします。
ミニマムステイとは?
ミニマムステイとは、シェアハウスによくある条件のひとつで、最低この期間は住むことを前提にそのシェアハウスに入居するのです。3ヶ月以上がよく聞く条件です。この条件は各フラットのオーナーが決めている場合がほとんどです。何かの都合でこの期間内に出るのであれば、ボンド(基本2週間分の家賃)が返ってこない場合があります。
バス、トイレ、洗濯、その他の条件等もしっかり理解しておかないと大変な目にあいます。(各フラットごとに細かい部分の条件が違います。この辺りはそのオーナーさんの考え方に寄ります。あるフラットでは
しっかりそのフラットのルールを確認してください。
契約期間内に解約すると解約金を払う必要がある
自分で部屋を借りる場合はオーストラリアでは通常1年間の契約期間が設定され、毎年再契約してその物件に住みます。ですが何らかの理由で契約期間前に引っ越しする場合は残りの契約期間によりますが最大で6週間分の家賃を支払うことで契約解除ができ契約期間終了より前に出ることが出来ます。
シェアハウスに入る場合はミニマムステイ(最低滞在期間)を決めてある場合があるのでよく確認してください。このルールを破るとボンド(Bond)が返って来ない場合があります。
日本語でも探せる
日系サイト、”日豪プレス“、”JAMS TV”、”シドニー掲示板”等では物件オーナーチェンジとかシェアメイト募集など、掲載されております。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、シドニー住宅事情で自分で部屋を借りる場合とシェアハウスに入る場合での違いをまとめてみました。
私自身が、シェアメイトだったり、シェアメイトを受け入れたり、自分で部屋を借りてみたりしているので一連の流れを経験しております。それらを踏まえてシドニーにおける引っ越しの注意事項をまとめてみました。


